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bird and insect は、おかげさまで7周年を迎えました!

shuntaro

2月5日をもちまして創立7周年を迎え、8期目となりました!
これもひとえに皆様のご支援・ご愛顧の賜物と、心から感謝いたしております。。
段々恒例になってきた振り返りジャーナルですが、今回も7期目の振り返りと、8期目の方針などをお話しできればと思っています。
birdが何をしていて、どういう形でクライアントの方や社会に対して価値を貢献できると考えているのかをシェアすることで、少しでも読んでくださった方のプラスになることがあれば幸いです!(去年と全く同じ文ですが、本当にそう思っています!w)

<総括>

7期は「Going outside the box.」というテーマを掲げていました。「これやったら面白そう!」「みんなが驚きそう!」「今まで見たことないけど、絶対に良いと思う!」・・・といった発想から、「じゃあ、それやろうよ!」「チームで力を合わせて実現させようよ!」というところまで持っていきたい、と思って掲げたテーマで、主に6期目よりもクリエイティブの方面に力を入れて、表現における現状打破をみんなで目指したいというのが主旨でした。
結果として、今期はその目標をかなり良い形で達成出来た期になったと思っています。ドラマやMVなどの今までとは違うチャレンジのチャンスをたくさんいただきましたし、一昨年に比べて格段に多くの人が表現でのチャレンジや作品作りを行ってきました。これはそういう文化の醸成に成功したという点で、非常に大きな飛躍だったと感じています。ただ、このテーマ自体は英語だったからなのかw、全く年末までみんなに忘れられていて、僕だけが覚えているような状況だったので、コピーとしては機能していなかったな、という点は反省ですw
また、それ以外にも売上やメンバーの順調な成長・拡大、バックオフィスをはじめ教育や採用などの体制づくりにもかなりテコ入れできた1年だったかと思います。
一方で、新規事業関係などにはあまり時間を割けなかったことが課題としてあげられそうです。これは私が主に引っ張っていかなければいけないのにも関わらず、個人的にかなりクリエイティブに振り切った毎日を過ごしてしまったことが原因だと感じています。この辺りの反省は8期目に活かせていければと感じています。

<クリエイティブ面>

昨年の一番の課題だった、クリエイティブのレベルアップですが、これはまさに一年を通じてかなり幅も深さも広がったと言っても差し支えないかなと思っています。

終わらせる者_KV

▲ 縦型ドラマ『終わらせる者』作品概要

例えば、LINE VISIONでの縦型ドラマ『終わらせる者』を弊社で手掛けられたことはとても大きなチャレンジだったとともに、かなり僕自身も全体もレベルアップできたかなと思っています。
自分たちの土俵ではないところでのある意味無茶なチャレンジだったので、お話しいただいた時にはお断りも考えましたが、やはり結果的にはチャレンジさせてもらったことで、クリエイティブに対して広がりも深みも出たなと思います。事前の準備から現場までドタバタで多くの方にご迷惑をおかけしつつもかけられつつw、いろいろとありましたが、そういう予想できないようなことや大きな緊張やプレッシャー、ギリギリでのやり取りがなければ成長しないというのも年数が経ってくると事実としてあるなと感じております。完璧とはいえないですが、やり切った作品にできたことも大きかったです。

また、同様に今年は大きなMVを2本撮らせていただいており、そちらも同様にとても大きな経験となっております。
THE SPELLBOUND『すべてがそこにありますように。』と、凛として時雨『Marvelous Persona』の2曲です。どちらも大好きなアーティストの方と関わらせていただき、個人的に思い出深いのですが、クリエイティブ的にもかなり全力投球したので、大好きな映像を素晴らしい楽曲に載せられたと思っています。『終わらせる者』もそうでしたが、一緒に関わった弊社スタッフのレベルもめっちゃ一つの作品を通してあがったなと感じることがあり、そういう機会をいただけたことに感謝です。

THE SPELLBOUND『すべてがそこにありますように。』

▲ THE SPELLBOUND『すべてがそこにありますように。』MV

凛として時雨『Marvelous Persona』

▲ 凛として時雨『Marvelous Persona』MV

また、広がりという点で言えば、ファッションの仕事が7期は印象深かった年でした。化粧品やファッション系の小物の撮影は従来から多くいただいてる弊社ですが、ファッションの仕事は畑が少し違うこともあり、あまり多くありませんでした。
ただ、今年はMagaret Howellさんとのお仕事(MIZUNOさんとのコラボ映像や、連載「Life Note」の写真・映像)や、ユニクロさんとのお仕事(MARNIさんとのコラボアイテムのシルクフロシキスカーフの映像)、それから年始にローンチされたRANDAさんとのファッション写真・映像の仕事など、色々とご一緒させていただきました。birdの強みは堅いお仕事や会社さんのクリエイティブに柔らかさを加えることにあるとは思っていますが(実際にそういう仕事が多い)、元々柔らかいクリエイティブ系のお仕事にも今後、どんどん携わっていって幅を広げていければいいなと思っています。

▲ MIZUNO FOR MARGARET HOWELL AUTUMN WINTER 2022

 

 

クリエイティブ的な広がりでは上記のような新しい取り組みがありましたが、他にも多くのご依頼をいただきました。終了してご請求となった案件で267件だったので、6期(243件)よりも少し多いくらいでしたが、1件ずつの大きさや濃さがかなり変わった印象があります。

何より、birdのメンバーも以前よりも自分たちからのアクションやテスト撮影、事前のMTGなどをしっかりと行うことでクリエイティブのレベルを少しでも上げようとしていることが以前よりもはっきりと感じられるようになっていて、そのおかげもあり、6期よりも正直いいクリエイティブが生まれているなと感じております。
また、これは以前からbirdの特徴でもありますが、継続してご依頼いただけている案件も多く、その点も非常にありがたいとともに、そういってご依頼いただける関係性に甘えずに、よりよいものが作れるようにより時間を作って考えるようになっているなとも感じています。

特に、CASIOさんなどは本当にずーっとお願いいただいており、今後も信頼に応えられるように頑張りたいなと思っています。他にもYamahaさん、エイトブランディングデザインさん、ディスカバージャパンさん(惜しくも3年以上続けさせていただいたwith BMWのお仕事はディスカバーさん含めたクリエイティブチームとは関係ない事情でなくなってしまいましたが・・・)、SISIさん、アールイズウェディングさんなどには継続してたくさんのお仕事をいただいており、改めて感謝しております!

また、6期より始動していた若手主体のチームでの取り組みも非常に良い形になってきています。
弊社の編集チームのリーダーでもありながら、まだ26歳という若さの久保山くんを筆頭に、力をつけてきた若手の取り組みが目覚ましいです。今年は実は若手主体のチームでの展示会も企画しており、後半には別サービスとして案件をすべて獲得から実行まで行うような形での受注も考えており、そういった取り組みを通じて、今期も一層の飛躍を期待しております!!
個人的には昨年一年で僕の直属のアシスタントである山田くんと河野くんの成長が嬉しいです。本当に素人から入ってきて、毎日のように大変な中で成長をしていって、今やチームに欠かせない存在になってきています。今期はおそらくめちゃくちゃ台頭してきてくれるはずですし、2人のおかげで後述するVISIONSの復活などが行えたので、大感謝です。

このような全体のクリエイティブの盛り上がりの背景にはいくつかの要因があると思いますが、前期よりもしっかりした次ごとの振り返りを実行したこと(成果発表会という形で、月末にみんなで仕事ややったことをシェアしていく会を行ったり)、それと作品制作の推進と全体での発表の機会を設けたことなども大きそうです。
特に若手が作品を作る機会が6期に比べると段違いに増えて、良い形での切磋琢磨となっています。また、シニア勢も機材の紹介案件を頂いたタイミングなどをメインに、色々と作品づくりを行なっています。Nisi Filters Japanさんタイアップの阿部くんの作品「ever after」や、Nanliteさんとの案件でのGloamingの最新作などなど。。

 

それと、期の途中からチーム制をしっかり導入し、教育体制なども見直し、案件ごとの反省会などを必ず行う取り組みが始まったりして、それらの取り組みがレベルアップにかなり一躍買っていると感じています。
また、個人的にはNCWに通い直して、そこで一から脚本を書く勉強をしたりしたことや、コンテを積極的に描いていくスタイルに切り替えたことなども、いい形で作用している気がします。

総じて、課題としていた部分は大きく伸びた一年だったと感じています。堅い企業さんの案件でも、まだ世に出てないけどむちゃくちゃ良い映像なども制作していたり、本当に今期はどうなるんだろうと、僕自身も楽しみだったりしています!

<経営面>

経営面は個人的には今年は大きく改革をしたりした感じではありませんが、ここ3年くらいかけて見直してきた部分などがきちっと定着したり、曖昧にしていたりした部分のテコ入れができたりと、要所要所を押さえて、結果的には7期も良い形で進行できたかなと感じています。
売り上げという点では130-140%増で、期のはじめに考えていた目標数値を超えた形となりました。前述した通り、案件数はそこまで増えていないので、基本的には単価が上がったことと、一つずつの案件の大きさが変わったことが大きかったです。8期目はすでにかなり躍進しそうな雰囲気も出ていますが、気を抜かずに頑張っていければと思います。
また、拡大に合わせて、採用も順調に進めております。特に前期は最初のGloamingを作った頃からご一緒させていただいていた照明の濱田さんが加入してくださったり、リクルートなどの大手をずっと歩まれていたバックオフィスの林さん(大きい方の林さん!)が加入してくださったりしたのが大きかったです。他にもインターンの子たちが軒並みアルバイトに昇格し(birdはスキルが足りないと最初インターンスタートという、ちょっとハードな基準があります、、、)、アルバイトの子たちが社員に昇格して活躍していたりといった形での充実も図れています。他にも、年末にフリーで活躍していた浦さん、新井くんという2人が少しずつ弊社加入へ軸足を移してくれていたり。。。今期もかなり人数が増えそうなので、楽しみです。今がフルタイムの人で30人強なのですが、おそらく今年5人は増えるんじゃないかと思っています。

濱田さんやのぶさんは僕と同じ1985年生まれなのですが、経験値を持ったお二人の加入で結構体制などもしっかりとしてきました。まず、チーム制がしっかりと導入され、指揮系統が分かりやすくなり、それぞれのチーム(現在10チームあります)のチームリーダーでの会議も週に一回行われるようになり、経営会議の場がしっかりと定まりました。また、教育や採用についても色々と見直しをしつつ進めており、より良い形になってきています。チーム内での会議も増えてお互いに支え合う姿勢も生まれ、同時にチームを超えての案件の反省会なども行われることで、連携を高めて、より良いクリエイティブとサービスを行えるように日々改善に取り組んでいます。こうした体制作りを行なったり、ミーティングを増やすことができたのも、全体の人数がある程度を超えたことで時間の余裕が生まれたことが大きかったなと思います。全体の労働時間もかなり抑えられるようなってきていて、段々とホワイト化してきている気がしますw とはいえ、結構みんなテストをしたり議論をしたりが白熱して夜中になることも多く、その辺の部分はむしろ甘めにしておいた方が、やりたい人にとっては良いので、そのバランスはとりながらやっていければと思います。
余談ですが、年始の合宿なども人数が増えて、かなり準備などが大変になってきました。。今年は素晴らしい熱海の一棟貸しの宿でしたが、こちらも林のぶさんが前職のつながりで取ってきてくれました!

人数が増えてきたことで、昨年の振り返りの時にも書いた場所の問題が色々と見えてきており、タイミングも良かったので、思い切って移転をすることにも決めました。物件探しが大変でしたが、こちらものぶさんの尽力により、かなり良い場所を最終的には見つけることができました!現在、絶賛内装デザイン中ですが、予定では6月には新事務所に移転予定です。前期の初めごろから稼働していた羽根木のスタジオはそのままで、新事務所は代々木上原の駅すぐになります!!小田急という軸は変えずに、大好きな代々木上原にいけることは一同嬉しく思っております。経堂のオフィスにも思い出が詰まっているのでちょっと悲しいですが。。。。今期は心機一転、新しい場所でさらなる飛躍を目指します!

最後に、7期目までずっと毎年出展していたコンテンツ東京(うち4年はクリエイターズエキスポに個人名などで出展)ですが、7期で一応区切りをつけて、8期は自分たちで場所を借りて展示を行うことに決めました。最後の出展となった7期目はこれまでで一番大きなブースにして、気合を入れて商談ブースやセミナースポットも作り込み、そのおかげで最近3年の中で最も手応えのある展示となりました!有終の美を飾れて良かったです。エキスポで2-30万の総額で全て賄っていたところからスタートし、最後の展示では場所代で300万、その他で350万、トータル650万もかけて展示することにw
ちょっとbird自体のブランドの方向性がエキスポ的ではなくなったことと、ここまでの価格をかけるなら、自分たちで展示できるねとなったのが終了の大きな理由なので、これから利用される方にはまだまだエキスポおすすめです!!(とはいえ、いろいろと出展してる方を見てると、勿体無い方も多いなと感じています、、、やっぱり出す以上戦略・戦術を立てて実行し、振り返って改善して翌年に望まないと意味がないと思っています)

経営面では順調でありますが、僕が7期はクリエイティブ全振りしすぎたという反省があるので、今年はバランスよくやりたいと思っています。特にチーム力のアップや採用・教育の課題はまだあるので、そこを中心にしつつ、展示や広報、新規事務所のことなどに取り組みたいです。また、最近飲み会なども増えているので、そういったリアルでの交流も多く行なっていくことも、今期の大きな目標の一つです。

<新規事業やその他>

6期に比べて力を入れられなかったのが、新規事業やメイン事業ではない事業かなと感じています。この点は自分の監督不足なので申し訳ないのですが、8期目はもっと時間をうまく割り振り、ここに力を注いでいきたいです。やはり新規と既存のバランスはとても大事なので、そこを考えるのが経営者としての自分の大きな8期の仕事かなと思います。

昨年動きのあった事業や活動としては、ke shi ki、VISIONS、本の執筆がありました。
ke shi ki」はご存知の方が多いかもしれませんが、birdで手掛けている革製品のブランドになります。こちらは元々私の妻である細川瑠璃が立ち上げたものなので、ほとんど全てを1人で行なっている状況ですが、最近はとても良い形で展開できており、素晴らしいです。こちらについては、ke shi kiのインスタ(@ke_shi_ki_)をぜひフォローいただいて近況をご覧いただければと思います。新作の制作が時間の都合でなかなか出来ていなかったのですが、それも段々とリスタートしており、とても楽しみです。
瑠璃ちゃんは他にも別のブランドの革製品の手伝いや、弊社のプロップチームのリーダー、「scenery」の製品担当もしており、おそらくbirdで最も忙しいのですが、あまりその忙しさを感じさせない上に、年々時間やお金のマネジメントスキルが向上しており、側で見ていてもかなり凄い動きをしています(笑)ke shi kiで利益を上げる動きをしながら、プロップチームを一年でかなりきちっとしたチームとして構築して売り上げを上げているのは、birdにとってもかなり助かっています。。

▲ 「ke shi ki」official website

次に「VISIONS」ですが、こちらは元々はPixtaさんとの共同サロンとしてコロナ禍の最中に立ち上がりました。元々売り上げを上げようとかそういう形でなく、本当に純粋にクリエイティブを行う人の手助けになるようなことをしようという想いで立ち上がっており、ノウハウの共有などを行なっていく形を模索していたのですが、ストックフォトとクリエイティブの間で良いポジションを見つけられず、どっちつかずのままズルズルときてしまったのが反省点です。
とはいえ、提供していたノウハウなどは本気のものだったので、ある程度価値提供は出来ていたと思うのですが、良くも悪くもアクティブなユーザーが限定されてしまったりと硬直してきてしまったので、テコ入れを昨年行いました。これを中心で行ってくれたのが前述した僕のアシスタントの2人と、Youtubeチームにいたワタナベくん。彼らの頑張りもあり、先日、新生VISIONSが立ち上がりました!こちらは、テストシュートというのを切り口にして、クリエイティブの経験値と知識をつけていくサロン(サロンというか、コミュニティーかな)となっていて、まだ初月ですが既に面白そうな撮影会をしているので、ぜひ興味のある方はチェックしてみてください!!まだ人数を増やすと運営が大変なので絞っていますが、ゆくゆくは大きくしていく予定のようです。

▲クリエイティブサロン「VISIONS」link tree

最後に、先日発表させていただいた、2/28に玄光社さんから発売となる、bird初の書籍『みようみまねで自分らしい表現にたどりつく写真解体新書』の執筆。こちらはいろいろとあって少し夏頃まで停滞していたのですが、そこからギアを入れ直して、最後は年末年始に頑張って仕上げとなりました。本を書くということ自体は目標として入れていたことだったので、貴重な機会をいただいて大感謝です!!
また、birdの特定の誰かが書くのではなく、みんなで書いたり写真を撮ったり、提供したりと関わって本を制作できたことも、とても良かったこととお思っています。この本がどのくらい広まっていくか分かりませんが、クリエイティブを自分たちが使うだけでなく、社会的なベースとなっていくような活動を行うことは僕自身、そしてbirdの活動の中でも大事なものと考えているので、そうした取り組みの一つとして本を執筆できたことは、昨年の大きな成果だったと思っています。

▲ 『みようみまねで自分らしい表現にたどりつく写真解体新書』販売URL

反対に6期に比べてあまり活動できなかったのが、scenery、Youtube、ブランディングのあたりです。
「scenery」は広報チームの白戸さん、杉浦くんが頑張って広告運用をしてくれていて、そのおかげでコンスタントに売れておりますが、新製品の開発などはちょっと進行が遅くなってしまいました。他のタスクも多かったり、海外生産のために色々な要因から納品が遅くなったりといった問題もあり、仕方がない側面がありましたが、今期は白戸さんが年間スケジュールを作ってくれているので、その通りに進めていけるように僕も頑張っていきたいと思っています。

▲「scenery」official website

YouTubeは林くんのダウンによってそのままダウンしてしまっております(笑)ですが、せっかく皆さんがみてくださるチャンネルとなっているので、今年は新生birdチャンネルとして、これまでとはちょっと違う形になはなるかもしれませんが、コンスタントに更新をしていければと思っています!

▲ official YouTube Channel

また、ブランディングの事業に関しては、色々とお問い合わせをいただいたり、少しプロジェクトが進んだりもしていますが、全体的にはあまり大きく前進させることが出来なかった気がしています。部分的にブランディングに関わることは多いのですが、全体で関わることはbirdはそこまで多くないのですが、その形のまま1年が終わってしまいました。この辺りは自分の時間の使い方としてあまりうまくできなかったことが大きく、事業の全体像が少しふわっとしていたので、今期で改善を試みていきたいなと思っています。

特に今、個人的には今のブランディングという言葉はなんとなく自分が提供できる価値と完璧にあってないなと思っている点が気になっていて、そこを一番改善したいと思って考えている最中です。ブランディングというと物凄く大上段に構えた話になってしまいますが、こと中小企業の経営において必要な意味でのブランドづくりって、そんなに大袈裟なものでは無いと思っています。その辺りは古くからブランディングをしている人とはちょっと考えに相違がある気がしますが、自分がさまざまな会社さんとのプロジェクトに関わり、自分でも色々な事業をやってみて思っていることなので、そんなに外しているとは思っていません(外していたら、そもそもbirdはそんなに成長しなかったと思いますしw)なので、いい形でサービスの枠組みを提示し直せればいいなと思っている次第です。今年はこういった新しい取り組みにも時間を割いていくために、余裕を持つことが一つの目標でもあります。

<今期の目標・施策>

以上の反省を踏まえて、8期の目標・テーマとして掲げたのが、「ディズニーランド+帝国ホテル」という目標です!

これだけ聞くとなんのこっちゃw、という感じだろうと思うのですが、このテーマを構成しているのは、下記の3つの方針です。

まず、なぜこのテーマなのかということからお話しできればと思います。昨年までで一度birdとしては課題としていた経営や体制、規模の問題や、クリエイティブに関する取り組みに関して一通り基礎ができたと感じています。もちろんまだまだな部分はたくさんありますが、致命傷と言えるところがなく、かつどれもこのあときちんとメンテナンスしながら積み上げていければ大丈夫、というのが実情なんでは無いかと。
そうなった時に、前期から少しずつ意識してきたけど、まだまだ足りてないし、全体に行き渡っていない要素が仕事における「ホスピタリティ」だなと感じています。というのも、常々撮影というのはそれ自体が一種のエンターテイメント的要素があると思っていて、そこでのパフォーマンスというのが結果としていいものができるか、満足できる結果になるかに繋がると思ってきました。ただ、それを実践していくことは非常に難しいです。これを撮影だけでなく最初から最後まで徹底することが今期の目標です。

そのためには、きちっとしたシステムを作って無理のない形で業務を回したりすることで、コンディションを整えることもそうですし、クライアントさんに対してもチームのメンバーに対しても、リスペクトをしあって制作できる状況を作り出す技術が求められます。それにはプライドを持って仕事ができるだけの自信と経験も必要ですし、楽しんで仕事をする、仕事を楽しいと思ってもらうという大前提も存在します。birdの現場は楽しいと言っていただくことも多いのですが、そうはいかない現場もやはりあります。それはそうなってしまった時点で、自分たちの技量不足が原因と認識し、改善を試みていかなければなりません。僕ら制作業に撮って撮影は毎日のことだったりしますが、クライアントさんにとっては何年もかけてきたことの集大成だったり、年に一回あるかないかの日だったりするわけなので、その意識を忘れてはいけない、ということも自戒の念も込めて、共有しております。

こうした点から、ホスピタリティのオバケであり、カスタマーの方々を喜ばせるために日夜努力を続けるディズニーランドと帝国ホテルという2つの場所をテーマのタイトルとしました。帝国ホテルは他のホテルでも良いのですが、個人的に自分が大好きなホテルなので、このテーマに入れさせてもらっていますw
では、そういう形までどうやって実際に持っていくのか。具体的な行動方針としても落とし込んでいますが、そちらは今回は秘密です(笑)実際に運用して、成果を出した時にはまた、具体的に発表をさせてください!ということで、今期の目標はちょっと意外な形の目標になりました。前期の英語の目標がすごぶる覚えてもらえなかったので、覚えやすい形にしたというのもあります。

今期も一年、またbird一同頑張っていきたいと思っていますので、ぜひさまざまな形でご一緒できる機会を楽しみにしております!!

 

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