初めまして bird and insectの久保山です
”福岡出身 22歳 男”
このブログを見ている皆様
先日新たにbirdに加入した久保山です!以後よろしくお願いします。
折角ブログを書くのだから自分しか書けない内容で見てる人に何か意味がある事と考えた結果
”自分の事”を書き連ねようと思ってます。
まだ僕は22歳で社会人の経験も浅く未熟、「映像」「写真」に関するスキルもまだまだ。
加えて僕は生き方が下手くそな人間と自負してます。(そんな風な人は沢山いると思います)
そんな僕がどんな人間で、この会社で社会に触れてどうなっていくのか。
この先見返して僕が成長できてたら似たような境遇の人の参考になったらいいなと思います。
“自分の事”。。。昔から僕は自意識が強すぎます。
笑われるかも。嫌われるかも。スベるかも。叱られるかも。痛いって思われるかも。キモいって思われるかも。
(……って誰もお前の事そんな気にしてないよ!)
分かってる。分かってるんです。でも特に学生時代はその自意識に首を絞められて窒息するほど生活し辛かったです。酷い時はイケイケの女子グループが校門前でたむろしてたところを”どんな感じで歩けば自然とキモいと思われずに通過できるだろう”と数十分考えた挙句、体育館裏の柵を乗り越えて帰った事もありました。
なんで今僕はbird and insectに居るのか。今までの変遷。
自分の性格も振り返りながら少し遡って18歳。
僕はサッカーをしていて体育会系の集団イケイケグループの輪にはなんとなく存在しているけど、その空気感は割と苦手で部活している時間以外は、テレビ、ラジオ、音楽、ゲーム、読書、と
一人で楽しめるカルチャーにほとんどの時間を使っていました。
それも雑食でジャンル問わず見聞きしてきたのでエンタメ系の知識はかなり強めだったと思います。
ただそんな中でもお笑いと日本語ラップが大好きでした。
お笑い芸人のAMの深夜ラジオをずっと追っかけて聴いていました。
深夜ラジオは閉鎖的で文化系のノリが強くハガキ職人と呼ばれる番組のコーナーなどにメールを送る人たちの面白さやクオリティはとても高くて面白くて僕も番組にメールなんかも送ってたりして稀に読まれたりしてました。
ここで価値観や思想はかなり影響されました。面白いは正義。俺は人前に出て何かするのは苦手だけどセンスは誰よりもある!と勘違いして、学校では体育祭や文化祭でメインを張ってる連中を斜に構えて冷笑してました。
「内輪ノリでしか盛り上がれない馬鹿の奴らめ」
今思えば僻み嫉妬以外のなにものでもないです。
我を忘れて全力でその瞬間を楽しめる彼らが一番素敵なのにそういう目しか向けられませんでした。
そんな斜めの思想を拗らせていた僕は、ラジオやテレビ番組の放送作家、ディレクターになりたい!と
メディア系の専門学校に入学するため上京しました。
結果この選択は僕に多くのものを与えてくれました。
クラスの中心的キャラの子は”内輪ノリだけで騒ぐ馬鹿”と思っていたのですが
授業などを通して深く付き合うと好きになったし
彼らと一緒に体育祭や文化祭などのお祭りで盛り上がることが自然とできるようになっていたし
意外と自分はそれが楽しくて好きな事に気付きました。
彼らはコミュニケーション能力が高く場の雰囲気を明るくする凄い才能の持ち主とそこで初めて気付いた事などを筆頭に
”女は全員つまらないから話しても無駄”
という最低なレイシズムも所持していたのですが
凄く会話が面白い女の子がいてその子に圧倒されて
つまらないと思ってた女の子も興味を持って接すると面白いと思えたりして
実際やってみて自分が毛嫌いしてたものも意外と好きだったし
自分の好きなことがわかると周りが好きなことも尊重できるようになりました。
色んな人と接する内に
”みんなちがってみんないい” ©️金子みすゞ
という小学校低学年で理解しないといけない事を20歳目前にして気付かされました。
ちなみに
「みんなちがってみんなクズ!だから全部仕方ない!」
と深夜の魚民で酔って叫んでいた友人の言葉もそれはそれで好きです。
あー人間っていいな。(いまさらかよ)
程なくしてラジオ業界と迷った果てにTV業界に入った僕はその独特な体育会系のノリと激務っぷりに心が折れました。
根性が足りずもう無理だ!!ときっぱり辞めました。
じゃあ、、、何するの??
僕は日本語ラップが好きと言いましたが、同等に宇多田ヒカルさんが好きです。
「真夏の通り雨」
という名曲があるのですが、曲の美しさ同様MVが本当に美しくて感動しました。
何の感情かわからない気持ちが溢れそうになるんです。
こんな映像作れたらいいな。
理由はそれだけのことです。
「優しい映像」が作りたいんです。
刺激的でエキセントリックでカッコよくて革命的な!というよりは
漠然としてますが、
優しくて愛があって思いやりがあって肯定的な
「なんか良い気分になるな。。。」
って思える映像を作りたいです。
理由がふわっとしてますよねw
以前キューバへ旅行に行った時に出会った日本人女性がいました。
話をしてると彼女は元々自分の行動や物の考えに明確な理由がないのがコンプレックスだったそう。
ボクもその瞬間まで同じコンプレックスを持ってました。
「キューバに来た理由をすごい聞かれるんですけど例えば私はディズニーランドとかが全然興味ないんですけど周りの友達にディズニーランド行きたい理由を聞いても多分、楽しいからとか、可愛いからとか漠然とした理由しか帰ってこないですよね。私はそれがキューバだっただけです!なんか楽しそうと思って!でもそれでいいと思うんですよね。」
その瞬間から
ビーチにいる太ってるのに体を大いに露出しているおばさんもボクにとってはミニーちゃんであり
売春婦と大麻をしつこく紹介してくる道端の兄ちゃんもボクにとってはミッキーでした。
噛まれたら一撃で狂犬病にかかるであろう犬でもプルートに見えました。夢の国。気が拓けて凄く良い気分でした。
この時から僕は自分がそれでよければ明確な理由はないならないで良いと思ってます。
何かこの仕事で良い映像が届けられたら楽しそうなんです。
理由はそれだけです。
ちなみに海外旅するきっかけを作ってくれたのも学校の友達でした。
ボクの視野を広げてくれました。ものすごく感謝しています。
自分の周りの人は何か前に進めるキッカケをくれます。
友達とか、仲間っていいな。仕事においても仲間が欲しいなって思っちゃいました
もしかしたらジャンプの読みすぎかもしれません。
なので大規模なところより少人数で一枚岩で作りあげるスタイルのこの会社を志望しました。
18~22歳大きく自分は変わったと思います。
それでも未だに自意識は強いし、人見知りだし話す時は緊張したりします。
ここで僕はどう変わっていくのでしょうか。
ゆくゆくは今度は自分が周りに何かをいい影響を残せたら、、、いいな。
ダラダラ書いてすみません。
次からは皆様に有益な僕視点から見たbirdの事などを発信できたらと思います。。。
これからここで頑張ります。