現在リモートワーク中の私。
経堂を離れて一番恋しくなるものは、小倉庵のたい焼きです。
パリのお話の続きを、と思っておりましたが、
今は「ま、いっか」と言えないや、と思ったので、
違うことを書きます。
ここ1年ぐらい、言葉を収集するのが趣味のようになっています。
本やTwitter、ラジオ、歌の歌詞だったり、
「これは!」と思った言葉を、
忘れないうちにiPhoneのメモに記録しています。
これがけっこう良くて、
集めた名言たちを眺めることで
自分を落ち着かせたり、自分の背中を押したりながら
日々を進んでいます。
最近心に刺さったのは、
「優しさ」とは、人を憂う(うれう)と書く
漢字や言葉を解体するといろいろ見えてくることってあるけど、
「優しさ」については考えたことってなかった。
「憂う」って日常で使う機会は私はないけど、
なんとなく水分を含んでいるような、美しい言葉だなーと感じました。
(うるうる、と響きが似てるからかな笑)
人がつらい時に、励まそうとして「頑張れ」という言葉をかけるよりも、
「つらいね」とこだまし、うなずくことが本当の優しさだと。
これは金子みすず記念館の館長矢崎節夫さんのコラムで、
「こだま」という詩について触れられながら語られていて、
この詩を改めて読んだ時、心が透明に洗浄された気がしました。
今年に入って、三浦崇宏さんの『言語化力』という本も読みました。
「言語化力アップ!」が今年の目標の一つなので。
この本の中には、思考を自分の言葉として発信するためのノウハウが書かれていますが、
今の私にはちょっと難しくて、メモを取るだけで精一杯でした。
だけど、言葉の可能性ついてたくさん書かれていたので、背中を押されました!
言葉は武器であるということ。
言葉が人を動かし、生き方や姿勢も、人生そのものをも変えられるということ。
一番心に響いたのは、本の冒頭に出てくる
「悲観は気分、楽観は意思」
一つ、答えをもらったような感じがしました。
これはフランスの哲学者アランの言葉だったみたいです💡
《Le pessimisme est d’humeur; l’optimisme est de volonté.》
他にもいろんな人の名言も要所要所に散りばめられていて、
マザーテレサの言葉も印象的でした。
とってもちなみにですが、
VOGUE GIRLのしいたけ占いも好きです。
昔から占いはいいこと言われてる時しか信じない派なのですが、
しいたけ占いは、全てを受け入れて前に進むことができる言葉をくれるので
毎週月曜日の更新が楽しみなんです〜
今は、日々の中に小さな楽しみを見つけながら、
世界で起きていることから目を離さないでいたいと思います。