bird and insects.

journal
how to

“Erosion”というタイトルの2人展をします!

shuntaro

10/5-8まで、CULTCLUB STUDIO代官山で展示を行います!
今回は、ヘアメイクでヘッドピースデザイナーの北川香菜実さんと2年くらい前から撮っていたヘッドピースのシリーズを
展示いたします。

写真だけではなく、ヘッドピース自体も展示する予定なので、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです!!

そして、今回のブログでは、特別にその中の1ビジュアルだけ撮影のセッティングを公開しちゃいますので、
ぜひ読んでみてください 🙂

 

というわけで、

Erosion
shuntaro ×Kanami Kitagawa   Photography × Headpiece Exhibition

という展示を行います!

 

タイトルのErosion とは、侵食 、という意味です。
自然の侵食からインスピレーションを得た写真とヘッドピースの作品を展示するこの展示は、
数年前に知り合ってから、ちょこちょこお仕事以外の作品の撮影を一緒にしてきた北川さんとのコラボレーション展になります。

コンセプトはこちら:

あらゆるものが次々と生み出されていく今でも、自然の力には抗えない。
一度は栄えた都市も、人がいなくなれば数年で自然に飲み込まれていく。
植物に侵食された自然に還っていく姿は、悲しくもあるが、
自然と人が共生しているかのような美しさも感じる。

北川さんのヘッドピースは、Fakeの花や昆虫などを使用している作品も、
生の花などを使用している作品もあるのですが、どれも自然が形を変えて人の世界に入ってきてしまったような妖艶さがあり、そのヘッドピースの妖艶さと美しさを伝えながらも、どこか不思議な世界の人のポートレートのような形で撮影を続けてきました。
その作品を集めた展示になりますので、ぜひ実際のヘッドピースの面白さと、写真の世界観を観にきていただければ幸いです!

場所とかの情報は下記の通りです。

で、これだけではただの告知になってしまうので、無理やりブログらしくするために(笑)、
せっかくなのでこの中の1枚のライティングをお見せしちゃおう!
ってことで、よかったら、ぜひ見てください〜。

写真はこちら:

写真のほぼ90%以上は撮影時に決定している(ライティング、撮影、その場でCaptureOneというソフトで現像)ので、この写真のトンマナは、このライティングが大きな役割を果たしています。
では、どんなライティングかというと、、、

こちらになります!!!(次のルックの準備中に記録として撮影しているので、汚くてすみません><)

カメラは右下のPhaseOne IQ360という6000万画素のカメラをメインで使用しています。
被写体は真ん中の椅子に座っている感じです。
メインライトはトップのマグナムリフレクターを付けたProfoto B2(ストロボの名前です。小さいバッテリー式のもので軽いです)、抑えで正面からB2をダイレクトで打っていて、
背景と暗部のコントロール用に天バンで2灯Profoto D1(モノブロックと呼ばれるタイプのストロボです)を打っています。
あと、向かって右から白レフで少しだけ起こしています。
2本あるセンチュリーは、テグスでヘッドピースや蝶を吊る用途です。
他に、ここに写っていないですが、手持ちでも蝶のパーツを持って、レンズ前でボケを調整しています。

僕は割とトップの強い光が顔に影を落としているライティングは好きなのですが、なかなか実際の仕事では使う機会がないので、この蝶のヘッドピースを見たときに、これの隙間の影を顔に落として、トップの蝶に目がいくビジュアルにしたくて、メインをこういうライトにしました。
マグナムリフレクターは集光効果の強いアクセサリーなので、周辺にライトを広げずに、強い準スポット光を作れるのと、内部でのバウンスで数値よりも明るくなる特性(B2は軽くてトップにしやすいんですが、どうしても弱いので、、)、それからライトのエッジが少しぶれるような効果があるので、今回選択しました。
正面のは顔と洋服の見え方のコントロールをするためのもので、後ろのバウンスが、全体の暗部を持ち上げてコントラストを弱めるのと、背景が落ちすぎないようにするためのライトになります。

毎回、こんな感じで、感覚と論理を行ったり来たりしながらライティングして撮影をしているのですが、
最近、自分は本当にこういう感覚で決めて論理で詰め、また感覚で見て、それを論理的に修正する、というプロセスが大好きなんだな〜と感じます。
撮影もそうですが、他にも企画書を作るのも、経営をするのも、新しいプロジェクトを進めるのも、人の相談に乗るのもw、
全部にこの感覚が応用されているな、と感じるこの頃です。

 

ぜひ、こんな感じで作られたたくさんの作品を掲載しますので、観にきていただければ幸いです!
もし、他のはどうしたの?と感じた方がいらっしゃったら、ぜひ会場で質問していただければと思います。
5-6日の土日は確実に会場にいますし、7-8もなるたけ居られるようにするつもりですので 🙂

では、みなさん、会場でお会いしましょう!!(笑)

 

recent journal how to

journal
bird and insect ltd. all rights reserved.

資料請求をご希望の方は、下記フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

If you would like to see our portfolio, please fill out the form below.

Required

名前が入力されていません。

Required

社名 / 所属が入力されていません。

Required

メールアドレスが入力されていません。

正しくないメールアドレスが入力されています。

送信に失敗しました。お手数ですが、後ほど再度お試しください。

thank you!

入力いただいたメールアドレスに会社案内PDFをお送りいたします。

a company profile (PDF) will be sent to the email address you entered.