選ばれること、選ばれないこと。2
やりたいことをやるのって難しい。
前回の続きです。
さて、雑誌に関わるインターン(前回参照 M社およびG社)2つに、テスト・レポート提出期間、卒論に就活の第一希望最終面接結果待ち、全て抱えた私はどうなったのか。…
勿体ぶることはない、全部すっ飛ばして結果を書いてしまいましょう。
レポート提出とテストを終えて向かったインターン先のG社デスク(ブラックofブラックな編集業務)で居残りしながら、もう一つのインターン先 M社の記事作成ノルマをこなしている間に最終面接結果「誠に残念ながら」を受け取り、泣きじゃくりました、10:00pmに。
勉強もとりあえず推薦で決め、部活も小学校で始めた軟式テニスでインターハイ出場。
その過程である程度の苦労は経験したつもりでいましたが、
私は合否メールを開いて泣きじゃくった数十分後 ふと、泣いてもどうにもならないことにハッと気がついた瞬間に
生まれて初めて「挫折した」と、思いました。
「どうにもならない」
私は、この感情が世の中で一番おそろしいと思います。
なぜならこれは自分にとって残念な結果が出てみないと、そもそも湧いてこない感情だから。
試合は勝つか、負けるか
告ったら付き合うか、振られるか。
「コト」全てに、結果は必ずついてきてしまいます。
負けるの(振られるの)恥ずかしい、、、!
この、負けることを味わうかもしれないと「思う」恐怖(回りくどい)という厄介が、
私が努力しきれなかった要因だったのです。
その理由を説明するには、さらに遡って高校時代を参照する必要があります。。
上でもさらっと書きましたが、小学校1年生から高校卒業までの12年間、私は軟式テニスをやっておりまして。
高校三年生の引退、テニス人生最後の目標として掲げたのがインターハイ出場でした。
ひねくれていた私は「そういうの寒い」「イタい」「勉強したい」と言いながら、
「いつだって辞めてやる、、、!」と言いながら、続け抜き、なんとか目標達成するのですが。
そこそこ勝てるようになっても、上には上がいる(なんて偉そうなこと言っていますが、対して上手じゃないんです、ペアが上手だっただけで、、)わけで、、
東北大会、全国大会に行けばコテンパンに大敗することも多いわけで、、、
負けること。。。
本当に嫌いでした〜。
負けた試合は「課題が見える」とか「学び」があるとかよく聞くのですが、、、
その通りだとわかっていても、、
そんな冷静でいられたことないのです、私は。
とにかく試合が終わって残るのは
ムカつく、、、ムカつく
気に入らねえ!!
だけでした。。
もっと素直に冷静に自己分析できていたら、さらに良い結果で終わっていたのかもしれません。。
…
それが私にはかな〜り難しい話だったのです。。
ただ、負けてからの練習は人一倍やっていました。部活が終わっても別のスクールに通い、日付けが代わる頃に帰宅したり、、
していたなあそういえば。(書きながら思い出しました。w)
しかしながら勝負になると感情的になる性格は自分でも本当に恥ずかしく、、可能な限り封印して生きていこうと部活引退を機に誓いました。
そして大学生になり、かつての感情的な自分と決別しようと過ごした4年間。
結果としてついたのが挑戦と努力から逃げる癖でした。。
そんな私に訪れた瞬間が、
レポート提出とテストを終えて向かったインターン先のG社デスク(ブラックofブラックな編集業務)で居残りしながら、もう一つのインターン先 M社の記事作成ノルマをこなしている間に最終面接結果「誠に残念ながら」を受け取り、泣きじゃくった、10:00pm。
というわけです。
一見インターンを掛け持ちするほど意欲的に動いているフリをして、
事実そこに目標設定はしていなかったことを最後の最後に気がつきました。
就職先の合否自体ではなく、
合否から、努力できなくなった自分に気が付いて「挫折した」と思ったのでした。
逆説的にいえば、
高校時代、辛くてやめたいはずのテニスが、本当は当時のやりたいことだった。
だからこそ、結局やめなかったし努力できた。
ということになってきます。
そうなると、好きなことと向き合うこと、
やりたいことを自分が「やりたいことなんだ」と認めることって、結構難しいな、、と感じてしまう今日この頃です。
ただ、そろそろ挑戦しなければという焦りを感じつつw
このブログを書き進めてきました。
長くなりましたが、
挑戦するって怖いけど、ちゃんとしない方が、言い訳して負ける方が怖いよって話でございます!
終わりっ