bird and insects.

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one day

加賀谷静と申します。(あ、名前はちかと読みます。)

bird and insect

みなさま
はじめしての方、いつもお世話になってますの方
みなみなさま
花粉を感じる時期になってきましたね、かゆいですね、
写真と映像の制作会社bird and insectでアシスタントしてます、 加賀谷ちか です、よろしくお願いします。
とりあえず初登場なので、私が何者なのか、話をしようかと思います。
2回目の投稿担当していいのかってくらいちょっとややこしいキャラですが
なるべくちゃちゃっと話すので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ(^ν^)

トップの画像が大きくて表示されるのでびびってますが、一番最近の写真です。普段よくこんな表情してます。

26歳O型10月18日生まれの天秤座です。

母は郷ひろみのファンで、この日は郷ひろみの誕生日です。(きっと偶然だと信じてます。)

事務所から徒歩8分のところでインコ1羽と一緒に住んでいます。

まず前提として、

わたしは写真撮りません。
映像も撮りません。

わたしの本職のお仕事は 美術(芸術全般ではなく、映像や写真においての空間や物を造ること)です。

多摩美術大学で空間デザインを学び、卒業後もともと好きで憧れてきた映画美術の世界に飛び込みました。
美術装飾の助手を1年経験した頃、デザインも撮影現場も楽しいけど自分で作りたい〜〜!!という欲に駆られていました。

その頃のアシスタントの仕事は「わたしじゃなくてもできること」をやっている気持ちがどうしても拭えず、毎日モヤモヤと仕事してました。

そのタイミングで偶然にも学生時代に小道具をやらせてもらった劇団「舞台芸術集団 地下空港」(http://www.uga-web.com)が小道具をHPにて募集しているのをみて(なんでこの時期に地下空港のHPみてたのかは覚えてません、これが運命ってやつですかね。笑)思い切って演出家の靖朗さんにメールをしました。

小道具やらせてください!と。

「ぜひ!」と靖朗さんから連絡が来た時はとてもワクワクして嬉しかったのをよく覚えています。

 

とてもワクワクの気持ちで始まった舞台「タガタリススムの、的、な」は、今でも自分の作ってきた小道具の中で一番好きな作品です。

この作品をやり遂げて感じたのは、自分の発想・技術の力不足に対する猛烈な「悔しさ」でした。

でも、この製作期間中、「悔しさ」を感じることが本当に嬉しくて。
それと向き合って負けるもんか!って闘う時間が心の底から楽しくて。
助手時代に造ることが作業化してしまって忘れかけていた、大事な気持ちを思い出した舞台でした。

「悔しい」と感じるということはやり続ける何よりの理由になる。
こう思えた時、モヤモヤが一掃されました。

 

私の「悔しい」の感情の矛先はいつでも「美術」に対して向けられます。

だからわたしは今、美術小道具の仕事をしています。

 

次にbirdとの出会いを話しましょう。
みなさん最初にわたしの肩書きをきいて、なんでbirdに?って思うようです。
なんかひとりすごくアナログだし、ついこの間まで紅一点だったし、たいだいおや?って思われます。

これには1回目の投稿でもガヤガヤしてた しゅうやさん(みんなは奥村さんと呼んでます)が、またガヤガヤした結果です。笑

噂のしゅうやさんは、地下空港のメンバーで(役者ではなく技術側で)、学生時代に小道具をやらせてもらったときからの付き合いです。かれこれ6年になりますね。
そのしゅうやさんが「タガタリ」の舞台の楽屋で小道具を直してる私に、

「ちかちゃん、目白住んでるやんなあ?今度東長崎でシェアオフィスするんやけど参加しない?
カメラマンたちとシェアするんやけど、ちかちゃんみたいに物作れる人いたら一緒に色々できると思うねん。
スタジオをアトリエにしていいし。」

と言ってきました。
そう、きっかけは家が近かったこと。笑
 作業場を確保しなくては!と思っていた矢先だった私はこの好条件に「ぜひ!」と即答した気がします。

とりあえずbirdの2人に会おう!となり日にちを決めました。その時にポートフォリオ持って来て。色々聞くから。みたいなことを言われて、
え、面談!?とすごく緊張しながら当時渋谷にあったオフィスに向かったあの夏の日。
ドアをあけた細川さん(初対面)から、

「今、俺以外いないんだよね」

といわれたときの拍子抜けした気持ちは忘れられないですね。

林さん(一応タガタリの舞台写真撮影できていたので楽屋であっていた)としゅうやさんはこの日をど忘れしたんですね。

まったく、ゆるいですよね。

ふたりが来るのを待つ間、イギリスに行く直前のグラフィックデザイナーさんがくれたエクレア(なんで私にもくれたのか。優しすぎる。)を食べながら、オフィスの他の人となんかおしゃれな話聞いて(イギリスってだけでもうおしゃれ。そのうえなんだかクリエイティブなお話だったような違ったような。)萎縮し、そわついたのを覚えてます。

そうして色々話もして、とりあえずよろしくお願いしますみたいになったけど、最初はbirdのふたりから、この子は実際どのくらい実力あるの?何者なんだ?と思われているのをひしひし感じていたのを覚えています。笑

そうして始まったシェアオフィス。そう最初はシェアしてたんですよね。

自分のデスクができたときは よっしゃ、やるぞ!こっから自分らしく!きてる!いい風きてる!と思ってました。

でもその年の年末撮影の映画の小道具の依頼をいただきつつも、私にはしっかり稼ぎになる仕事がなく、派遣でバイトしてました。

これでは生きていけない、いつまでも美術で食べるようになれない、と思い、11月の終わりにシェアオフィスをやめて大学の職員になろうとしました。(学生のお世話的な役職で、空きができるから面接しにきてと、お世話になった副手さんに誘ってもらったのがきっかけで、長期休みを使って作品製作をしていこうと考えたんです。)

それをbirdのみんなに話したら、「そんなんせっかくなのにもったいないからbirdとskylinkで雇おう!」としゅうやさんが提案してくれました。

(今思い返しても、本当しゅうやさんには良くしてもらいすぎてて、頭があがらないです。ガヤガヤしているけど、本当いい人です。)

そうして、レタッチとドローンについて学ぶ日々が始まりました。

Photoshopは全然使ったことなかったし、ドローンもシェアオフィスを始めてから知ったようなレベルでした。

しばらくは わかんないよ〜〜〜〜終わらないよう〜〜〜〜の日々でしたが、

わたしはアシストがとても好きで、自分で言うのもなんですが、得意です。
自分を求めてくれる人のアシストはより力を発揮します。
委員長より、副委員長になって頼られると結構何でもばりばり仕事をこなしていくタイプです。

そんな私の性質をいつからか見抜いていたのかなんなのか、しゅうやさんが東長崎を抜け新宿に移ってからはbirdメインでどんどんbirdのお手伝いをする時間が増え、その中でも美術小道具をやりたい気持ちを尊重してくれるので小道具の仕事と並行しつつどんどんいろんなアシスタントをさせてもらって、

レタッチして、映像仕事のときは制作部やって、絵コンテ描いて、時には撮影アシスタント、なんやかんやで映像編集もやり、自分の小道具の仕事もして、
そうして2年。気づいたらたくさんわらじが増えていました。

そう、わたしのbirdでの隠された正式な肩書きは
「スーパーマルチアシスタント」です。

 

好きな「アシスト」の仕事と、悔しいの矛先である「美術」の仕事。

どちらも大事に、自分につなげてやっていけたらと思って頑張っています。

本当にスーパーマルチになんでもアシスタント!かつ、なんでも造る美術屋!として、ゆくゆく東京を離れて広い庭付きの古民家を自分でリノベーションして秋田犬を3匹飼うのが私の夢です。

ブログではbird発信としてはレア情報なDIYのあれこれや、素材の話や

そして舞台・映画について(美術の仕事ってわからない人とっても多いんですよね)などをお話ししていけたらと思います。

 

みなさま、どうぞよろしくお願い致します。

(なんでも造るので、なんでも相談してくださいね!)

読んでいただきありがとうございました!

 

さーて次回は「birdに入って人生が変わった〜アルバム「チカちゃん」の影響力〜」をお送りしようかと思ってます。
乞うご期待!

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